解体業に入って分かったこと

私は小澤組に入社する前はコンピュータの修理を3年間やっていました。その後、家業に戻る決意をして解体の仕事を始めましたが、すぐに「一歩間違うと命に関わる仕事だ」と思い知らされます。もし事故が起きれば自分だけではなく、一緒に働く仲間や現場近隣の方々も巻き込む可能性があります。

自分にこの仕事を続けられるだろうかと迷った時期もありましたが、家業を継ぐためにとにかく仕事を覚えなければいけません。少しでも早く一人前になるため懸命に働き、先輩方に厳しく指導されながら年月を重ね、代表取締役に就任する頃ようやく納得できる施工ができるようになりました。

安心こそがすべて

理想とするのは事故の可能性が限りなくゼロに近い施工です。そのためには事前にあらゆるリスクを想定した施工計画をたて、現場では静かに丁寧に作業を行う必要があります。時間も手間もかかりますが、何事も無く工事が終わることには代えられません。私にとって解体工事でもっとも大切なのは「安心」なのです。

成長を続け、社会に貢献を

解体工事だからといって、ただ壊すだけでは無く、壊す工事だからこそ安全と法令遵守を徹底し、事故もクレームも常にゼロを目指し、発注いただいたお客様に、現場近隣の方々に、そして社員に安心を提供したいのです。まだまだ課題は山積していますが、実現に向けて社員とともに成長し、解体工事のプロフェッショナルとして社会に貢献する努力を続けてまいります。